1977-04-27 第80回国会 衆議院 社会労働委員会 第16号
いまから申し上げるのは「法律時報」、昭和三十九年の二月に出版されているものでございますが、「原爆攻撃と国際法上の損害賠償」という題で、安井郁という先生が論説なさっておるわけでございますが、大変な長文の論文でございますけれども、その中にこういう言葉がございます。
いまから申し上げるのは「法律時報」、昭和三十九年の二月に出版されているものでございますが、「原爆攻撃と国際法上の損害賠償」という題で、安井郁という先生が論説なさっておるわけでございますが、大変な長文の論文でございますけれども、その中にこういう言葉がございます。
新憲法はこれに反して國民の基本的人権をもつて、法律をもつても侵すことのできない天賦の権利となし、その権利の保障をもつて法律に優る効力ある最高法規たらしめた」(法律時報昭和二十一年十二月号四頁)と述べておる。 第二点は司法権の優越性、——ジユデイシアル・シユプレマシイを本法案は侵害せんとしていることである。この点についてこのたびの國家公務員法案は、この憲法の基本原則を侵しているという点であります。